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初亀醸造アーカイブ静岡県志太郡岡部町岡部ここは初亀アーカイブのページです。アーカイブとは過去に取り扱った銘柄などのの保存記録の意味。昔のパッケージボトルなどが並んでいます。 お買い物は新しい初亀醸造のページへどうぞ。 コメント改定-19/05/17↓ ２０１５年秋から（２０１６年度製造）の造りより、南部杜氏さんの八重樫さんという若い杜氏さんが、初亀醸造の専属の杜氏さん、製造技術責任者となり、現在の体制となってきた感じがします。 基本的には、昔ながらの伝統的な様式で造っているというところは変わらないのですが、科学的な根拠に基づいた近代的な醸造学なども取り入れています。またムラがなく、キメが整う舌触りの酒質を主体とし、いくつかの設備や製法を使い分けています。ラベルデザイン等も上品な感じに工夫されています。 現在の製造スタッフの基本スタンスに「普通酒から高級酒まで、大吟醸のような綺麗なお酒造りを目指す」というコンセプトがあります。ですので、お酒のテイストの方向性は全ラインナップを通して似たスタイルになりますが、使用している酒米のグレードにより、質の違いが表現されているとも感じます。 また、初亀さんは昔からそうですが、製品としての完成度は高く、目の見えない細かいところに気を配った質の高い製品造りを心掛けていると、とても感じました。ここは総合的運営者兼、初亀醸造オーナーの橋本さんならではでしょうか。 ※以前のコメント↓ 初亀さんは、古くから独自のスタイル、コンセプトを持って酒蔵運営を行ってきた蔵元と言えるでしょう。日本酒の蔵元としては小規模な酒蔵になりますが、古くから根強いファンの方がいらっしゃいます。 まず、経験を積んだ「杜氏さん、職人さんにによる丁寧な手造り」というところが根底にあります。どんな分野もそうかもしれませんが、腕の良い職人さんが醸したお酒は機械では造れないようなものになります。永く専属で杜氏さんを務めていた「滝上秀三」さんは、高齢のため、すでに杜氏業は引退されており「純米大吟醸の酒銘」として、その名を残しております。現在は滝上さんと同じく「能登杜氏」系統の若い職人さんが杜氏さんを務めているようです。 そして、原料となるお米も厳選し、兵庫産、富山産などを主に用いています。現在では「兵庫の山田錦」「富山の雄山錦」。そして「静岡の誉富士」。「有機農法米」や「オーガニック米」なども手掛けています。 また、職人さんの技術では補えない部分と言いましょうか。設備などにも昔から気を使い、整えてきたとも言えます。古くからの冷蔵設備はもちろんのこと、かなり早い段階から「パストライザーの導入」。更に１０年前ほどからは「チタン製醸造タンクの導入」など、他に先駆けて革新的な事にチャレンジしてきた蔵元とも表現できます。 吟醸酒や純米酒など、昔からの静岡地酒（日本酒）の人気の先駆けになった蔵元の一つとも言えます。 現在では首都圏でもその知名度は高くなってきたようで、小規模ではありますが、日本の銘酒としてトップブランドを競い合っている、かのような「蔵元のプライド」が随所に感じられます。 また「初亀」とは「初日の出のように悠々と、亀は万年と言われるように、末永く栄えるよう」名づけられた名称と言われています。 昔、書いたコメントから時間がたったので、書き直してみました。 14/06/07-コメント改訂↑ 02/10/18 |
