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お酒入門の部屋え〜このページに書いてある文章は以前のホームページの物をコピーして掲載しております。 『Primer』(プリマー)…入門書…と言う意味になります。 それから…ここに掲載している文章内のリンクは、ほぼデッドリンクになっていると思います。あらかじめ、ご了承ください。 02/10/13 |
担当者の考え−お酒の種類について−お酒のマメ知識 |
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●このページの概要! | |||||||||||
この部屋は、『お酒の事がわからない』又は『お酒が飲めない』など、お酒の初心者の方のために【当店HP担当者】が独断でお酒を解釈して説明するページです。 もし、間違えている知識などがあったらすみません。更に…このページは…長いです(^^ゞ。 |
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●HP担当者のお酒に対する考え | |||||||||||
日本では『お酒があまり飲めない』とか、『お酒が苦手』と言う方が多いのではないかと思います。これは日本人がアルコールを分解する酵素を欧米人ほど持っていないからだと思います。 私も(HP担当者)お酒はあまり強くないほうでしたが、最近ではほとんど毎日晩酌してます。まあ、仕事上なんとなく飲んでいたら『飲まずにいられなくなった』というところでしょうか…。 あと、個人的に思うことは本来【お酒】は人間の食文化と深くかかわっていると思われ(歴史的にも)大切な要素だと思います。 しかし、我が国日本は、アルコール飲料をただの税金集めの道具にしかしていないような気がします。本来もっと安く提供されすはずの商品(ビールなどは、小売価格の半分は税金ですから)もあります。まあ、上の文章は愚痴です。(^^ゞ さっきも書いたとおり『お酒は人間の食文化と密接にかかわっている』と思われ、食卓には欠かせないものではないかと思います。お酒を良く飲むようになると、食卓にお酒がないのが寂しく感じます。逆にお酒があると、至福の喜びです(笑)。 あまり、こだわらず(このお酒にはこの料理など)自分の好きなお酒でいいのではないでしょうか?まあ『お酒が飲めない』と言う人は、食前酒にヴェルモット(チンザノ・ドライなど)を少量(30cc〜50cc)クイッと飲んでから食事をすると、食欲がわき一段と食事がおいしくなります。そして、ある程度飲めるようになったら自分好みのお酒を探してみてください。なんでもいいんです。 お酒の酒類は何万とありますから…。 |
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●お酒の種類について! | |||||||||||
お酒の酒類は、様々で一口に言ってもいろいろあります。日本酒・焼酎薬味酒・ビール・ウイスキー・ワイン・ブランデー・リキュール・スピリッツなど、様々です。大きく分けると醸造酒・蒸留酒・混成酒などです。 @醸造酒 基本的に醸造酒とは原料の糖分を酵母菌が食べてそれを、アルコールと炭酸ガスにしてアルコール飲料となります。つまり炭酸ガスは(ビールやシャンパンなど)後から入れてるわけではありません。醸造酒には、日本酒・ビール・ワインなどがあります。 最初にできたお酒です。お酒の基本。 A蒸留酒 これは醸造酒を長期保存のため蒸留したものです。厳密に言うと違うんですが、イメージ的には、日本酒を蒸留すると米焼酎、ビールを蒸留するとウイスキー、ワインを蒸留するとブランデーとなります。スピリッツも蒸留酒です。 B混成酒 これも長期保存させるためにできたものです。醸造酒や蒸留酒をベースにして糖類・草根木皮、有機酸等などさまざまなものを混ぜてつくられたもの。薬味酒やリキュールなどです。 ■下記にお酒の酒類の表を作りましたので参考にしてください。 |
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細かなカテゴリ別のお酒の説明は、【各商品ページ】に掲載していますので、そちらもご覧ください。↓こちらをクリック↓ | |||||||||||
ウイスキー-日本酒(地酒)−ワイン−その他のお酒 |
【アルコール飲料のマメ知識】この項目は、今後付け足していく予定です。 | ||||||||
■その1 なぜお酒は貯蔵するとおいしくなるのか? |
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お酒(アルコール飲料)は、ほとんどすべて造ってからすぐには出荷しません。必ず、少しは、寝かせます。ビールも1ヶ月くらいは寝かせてから瓶詰め出荷となります。 それはなぜか? それは、アルコールの分子と水の分子が時間がたつ事になじむからです。アルコールの分子は、水の分子に比べて大きく、すぐには混じらないのです。それによって出来たばかりのお酒は、荒っぽい味になっています。時間がたつ事に馴染んでゆき、まろやかな味になるわけです。 これは、ウイスキーやワインの長期熟成とは、またちょっと違うかもしれませんが、ウイスキーやワインにもこう言う要素はあります。 わからない方は下記の図を見てください! |
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■その2 2000/3/9掲載 お酒に強くなるにはどうすれば…? |
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お酒に強くなる方法とは? 実は、アルコールに強いとか弱いとかはその人『一人一人』生まれたときからきまっています。遺伝子に関係しているらしいのですが…。 どうゆうことかと言うと。体内でアルコールを分解するとアセトアルデヒド(これが、顔が赤くなったり、陽気になったりする元です)と言う毒素が出来ます。これを分解する酵素がある・なしに関係しているらしいのです。日本人などは、この酵素がない人が多く、欧米人などはこの酵素をほとんどの人が持っているそうです。『昔、今の中国大陸のあたりでこの酵素を持っていない人種が突然変異で登場した』と言われています。 上記に書いた専門用語などは、間違いもあるかもしれませんが、大体こんな所です。 (私は専門家ではないので…HP担当者) しかし!お酒が飲めない人が一生飲めないままのわけではありません。 いつも、お酒を飲んでいると『アルコールに対するからだの反応』が鈍くなり、飲んでもあまり酔わなくなります。アルコールに対して体が慣れてしまうわけです。 ですから、『お酒が飲めるようになりたい』と言う方は少しづつ飲んでみてください。だんだん飲めるようになります。 このとき注意するのは、ご自分が『おいしい!』と感じるお酒を飲んでください。まずいと思っているものを飲んでも途中でいやになるだけですから…。 酒類はいっぱいありますので、必ず”お好みのお酒”はあると思いますよ!。 ですが!もともと飲めない人は、本来あまりアルコール飲料を飲めない体なので、飲めるようになっても”飲めるようになったように感じる”だけなので、飲みすぎには注意してください。 体質が変わったわけではありませんので…。 最後に、お酒は適量飲んでいれば”百薬の長”と言われています。最近では科学的にも解明されています。 皆さん!適量を飲みましょうね! 注意!! お酒の一気のみは止めましょう(^o^)。 |
その3 掲載日2000年3月24日 良いお酒の選び方! |
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ここでは、良いお酒の選び方を御紹介致します。 しかし、これは私の個人的な考え方もありますし、お酒は一人一人の趣向の違いもございますので、『一応の参考』としてください。 それと、ご説明の前に『一言』言っておきますが…。他のページでも時々書いてありますが、日本の酒税法はちょっと”おかしい?”と私は思います。 なぜなら、他の先進国(例えばヨーロッパなど)では、【ビール】や【ワイン】や【ウイスキー】や【ブランデー】などのお酒全般の製造過程や使用原料、製産産地名などに厳しい規制がされています。それは、そのアルコール飲料の品質保持などを各国政府が保証するために定められているのです。(まあ、文化の違いもあるかもしれませんが…) しかし!日本では酒税を取るだけ取り(高額の)更に酒税にまで消費税を上乗せして(二重課税では…?)『後は知らない。中身が何であれ、アルコールなら良い』というのが実情です。 ですから、品質保持などはその生産者(メーカーや蔵元)の良識にまかせるしかありません。 その事をまずはご理解ください。 ご意見のある方は下記を読んでからメールか掲示板に!どうぞ。 |
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◇ビール 『麦芽100%じゃないとビールではない!』と言う方もいらっしゃるかと思いますが…。別に『おいしければ良い』と思います。(麦芽100%で、なくても) まあ、麦芽100%のビールの方が『おいしい』とは思いますが、どうも麦芽100%は味が『重く』なる傾向があり、日本人受けはあまり良いとは言えないようです。 発泡酒は安いから仕方がないですけど、あまり『おいしい』とは言えません。 でも、どうせビール飲むなら(同じ金額の酒税を払うなら)【麦芽100%】のビールが良いと思います。この方が『おいしいです』し…。(味に慣れれば) ちなみに、発泡酒とビールの価格の違いは『単に酒税の違い』だけで『原料の価格の違い』はさほどないと思われます。ですから酒税法が変わりビールの酒税が下がれば…発泡酒はなくなるのかなぁ? ちなみに、ヨーロッパの方では【麦芽100%】でなければ【ビール】と表示できませんが、アメリカでは日本の【発泡酒】も【ビール】として扱われます。 ◇清酒 『純米酒でないと、お酒ではない!』と言う方もいるかと思いますが…。個人的には本醸造でも良いと思います。本醸造は【アルコールの添加量】に上限を設けていますので…。でなきゃ、高いお酒しか飲めなくなってしまいます(笑)。 清酒の場合、『純米酒だ!なんだ!』言う前に原料や製造過程が問題で、これは【その蔵】に行ってみないとわからない部分が多いです。 ですから、ラベルなどに原料米や主成分、使用酵母等などが書かれているものや、その蔵の人が『是非!うちの蔵に見学に来てください!』などと、向こうから言ってくる蔵元は、割合信用できます。つまり、蔵がオープンって事です。 それと、個人的に思うのは(酒屋として)、威張っている蔵元のお酒は、大体『うまい!』です(笑)。まあ、品質と人気に自信があるからでしょうか? それと、予断ですが例えば【純米酒】や【吟醸】などの表示は酒税法で決められているわけではなく、酒類業組合等で定められたものなので『絶対的な物ではない』ので、【純米酒】と表示されていても、造りが失敗した場合アルコールの添加をする蔵もあるとか…と、前に聞いた事があります。ここまで来るともう、各蔵や杜氏さんなどを信用するしかありません。 更に、日本酒の場合【銘柄名】で飲まれる場合が多く、味で飲まれることが少ないと思います。なぜなら、以前にブレークした【○の○○】などは生産が追いつかず【○○山】などのお酒を桶買いしてラベルだけ【○の○○】を貼っていたとか…。それが皆さんに知られて【○○山】が人気が出た!とか聞いたりした事もあります。(生産が追いつかないなら、品切れで良いと思うのですが…)ちなみに、現在【○の○○】の生産量は『大手メーカーに匹敵するほど…』と聞いた事があります。すでに、地酒の域を越えている…ような。 清酒に関して個人的に思うことは、平均してどの蔵の商品も私がこの仕事についた頃と比べると『品質は格段に向上した』といえます。それはここ数年”清酒”が売れなくなってきて(全国的に)各蔵元とも、原料米や造りなどにこだわり、年々より良いものを造ろうと努力しているからでしょう。 しかし、一部には売れなくなってきたので『品質を落として原価を下げようとするところもある?』らしいです(地酒の蔵元と呼ばれているところで…)。それが証拠に最近酒粕の価格が高くなってきているのですが、それは単に清酒が売れなくなってきて生産量が少なくなってきたのではなく【酒粕が残らない製造法】(液化仕込みなど…)があるらしく、そう言う『残り粕まで搾る』と言う事をしているそうです。まあ、本当のところはわかりませんが…。 ◇焼酎 甲類焼酎は論外(単なるアルコール水ですから…)で、乙の説明をします。(甲類は糖類の添加も認められていますし) 乙類焼酎とは本来【原料の風味】が残されているはずで、『クセのない乙焼酎はおかしいのでは?』と言うのが個人的な考えです(HP担当者の)。でも、これも【クセのない焼酎】が一般的に受け入れられているので仕方がないかなぁ?しかし、一部の【大分麦焼酎】はその生産量の殆どを【大分】で『生産していない』ものもありますので…一応。 (日本の酒税法のいいかげんさが、うかがえます。) 甲類焼酎は、『レモンサワーなど砂糖水で大量飲酒をさせるためでは?』と極論的な事を言う人もいます。 ◇ウイスキー これは、やはり【外国産】(アメリカン、スコッチ、カナディアン、アイリッシュなど)の方が良いでしょう。最初に説明した『品質を政府が保証している』からです。(最低熟成年数や原料など) ちなみに、日本のウイスキーは最低熟成年数などの規制はありません(T_T)。(簡単に言うとインスタント・ウイスキーです) 更に、日本のなかにも『良いもの』もありますが賃金や物価が高いので品質の割に割高です。 ◇ブランデー これも、上記に同じく【外国産】が良いでしょう。付け加えるなら『ワインの主生産国のもの』が良いでしょう。(なぜならワインを蒸留して生まれたものだから) ◇ワイン これも、上記に同じく【外国産】のものが良いでしょう。日本にも【地ワイン】など良心的なものも多数ありますが、やはり『賃金が高い』事や『地価が高い』ので割高です。 フランスなどはいくつかの【シャトー】(又はドメーヌ、つまり蔵元)を大きなワイン商が統括しているので、個々(各蔵元)の個性(味わいや造り)を残しつつ、生産性を高め(販売コストを下げる事により価格を押さえる)ています。最近のヨーロッパの方の【ブランド品】の会社の合併買収なども同じ事ではないでしょうか?(生産性を高める事、つまり利益の向上→より良いものを生み出すため) ◇最後にまとめとして… つまり、税金取るなら(酒税)、消費者(国民)の事を考えてより良いものを提供するために、国も努力をしてほしいものです(>_<)。 日本と言う国の文化的レベルが…落ちます(お酒の)。 個人的な意見が多くて申し訳ありませんがm(__)m、この件でご意見などございましたらメール又は掲示板にください。う〜ん…本当に来たら…どうしましょう(笑)。 この件のクレームもこちらへ しかし、私(HP担当者)は最終的に『自分に合う味』でお酒を選んでいます。『小さい頃からアレルギー体質だった』からか、或は『お酒に弱かった』からかは判りませんが『合わないお酒』を飲むと気持ち悪くなるんですが…気のせいかなぁ? ここまで書くと…【変人】と思われてしまうのでしょうか?って言うか…マニアな血筋…かぁ〜(爆)。 |
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■最後まで読んでいただきまして、ありがとうございますm(__)m。 |
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