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ローランド


ローランド地方。現在ではハイランドとはスタイル(味わいや製造過程など)が異なる産地…と言うことですが、以前(18世紀末頃)はハイランドは丹念に造られたウイスキーであり、非常に人気もあり多くの都市からも需要があった。それに対しローランドの殆どの蒸留所は大量生産の比較的荒っぽい物だったと言われています。巨大な蒸留機を用い、各都市の飲兵衛などに供給する安酒を造っていた…と言う話です。大量生産をしていた蒸留所はグレーンウイスキーを製造する蒸留所として残っている所もあるようですが、数限りなくあった蒸留所も殆どなくなったようです。それゆえ、現在残った数少ないモルトウイスキーの蒸留所は独自のこだわりがあったとも言えるでしょう。
現在ローランドの蒸留所は瓶詰されボトルとして売り出されている銘柄は10種程度の銘柄(蒸留所名)がありますが、その殆どは閉鎖されていて、現在普通に稼動している所は2箇所か3箇所程度…。(オーヘントッシャンとグレンキンチー。最近はブラドノックも再開したようですが、今の所新たなボトリングは出まわっていないようです)
ローランドの特徴として、『伝統的な3回蒸留』ゆえに『色は淡く味わいはライト(淡麗)』と言うスタイルがコメントされますが、この『ライト』と言うのは『個性がない』と言う意味ではなく、ローランド独特の個性、風味、複雑味などはあります…という事がある本に書いてあったのには納得しましたね。でもまぁ〜産地別で見れば…スムースなウイスキーが多いと思います。香りは麦の風味が豊かで…何処か和風乙焼酎的なニュアンスも感じます。
ちなみにローランド伝統の3回蒸留は、ウイスキー自体の個性は薄くなり、ライトでマイルドな味になりますが、熟成に時間がかからない・・・と言うのがメリットと一般的には言われております。
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02/07/10
※ウイスキーメニューはこのページの下にあります。

現在取り扱っているローランドの蒸留所名…は下記の表に記載してあります。


●取り扱いシングルモルト一覧表!●

シングルモルトのあれこれ…のページをご覧ください!

モルトウイスキー
スペイサイド北ハイランド-東ハイランド-南ハイランド-西ハイランドアイランズローランドアイラキャンベルタウン
アイリッシュ・シングルモルトボトラーズ物などその他(ヴァッテッド含む)−ジャパニーズ
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